映画「ダウンサイズ」感想
みなさんこんにちは
春休みは何をして過ごしていますか?
僕はhuluがあるおかげで映画三昧なインドア生活です。
ですが映画館で見るのは格別ですよね〜
そんな春休み中に僕が見た映画「ダウンサイズ」の感想です。
おそらくyoutube等の広告で世間的な認知度は高いのではないでしょうか。
僕もそこで知った一人です。日本での予告などはコメディー映画的なアプローチで大々的に宣伝していますが、映画の内容と全くあっていません。
この映画を軽いノリで見に行くと大目玉を食らうことになります。
人類が縮小できるというトンデモ発明で環境問題も食料問題も一発解決、そのうえ生活に必要な物資も少なくなるため自分の資産を何倍にもできるというぶっ飛んだ設定の映画です。しかもやったら2度と戻れないという。。
主人公のポールは非常に生活に困っていたため、人類縮小を受けますが、ここの過程は非常にリアリティがあって面白かったです。
今時のトンデモ設定映画はどうリアリティを持たせるかで面白さが倍増します。
しかし、面白かったのは中盤まで、徐々に疑問点が出てくる映画でした。
小さくなって一石二鳥の裏には企業の闇や政府の戦略なんかがきっとあるはずと思っていたら、せっかくの設定を無駄にしているヒューマンドラマがだらだらと続くだけ。
そのシナリオはこの映画でやる必要ある?という感じで期待していた路線から大幅にずれたまま映画は終わりました。
小さな世界で起きる問題も人種差別、貧困などこの映画じゃなくても良くね?という問題ばかり。役者陣がいい仕事しているだけに残念な映画でした。
もっとわかりやすい話にするとトイストーリーと被ってくるのかな?(笑)
それではまた。